みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は日本人の英語習得過程で、どうにもこうにも日本人がしてしまうパターンがテーマです。このパターンを繰り返してきたことが、現在の日本人の苦戦している英語習得率の結果になっています。この悪循環のパターンから脱出して、英語習得につながるパターンへ移行するためのエピソード497スタートです。
本日も英語学習、ブレないサトル君です。
何を見たのでしょうか?
この文でしたか。
王はひとりしかいませんが。
その点でしたか。
この日本語並びのまま英語にしたのですな。こりゃダメです。日本語並びのまま単語を英語に変えていけばいいのなら、日本人の英語習得率はもっと高いでしょう。しかし残念、日本語と英語は46憶光年かけ離れた、共通点がまったくない言語です。そうはいきません。
英語は英語だけで学習するしか、その習得方法はありません。ネイティブの心が英語だけで動いているように。日本語を持ち込んでイスとシャチを混ぜようと頑張るようなことしていたら、英語習得から遠ざかるだけです。
では英語だけで、ネイティブの心中で無意識に起きている、英文形成過程を検証します。
この文がスタートの基本文です。That で王権停止しているので王はひとりです。
あら?That 王権停止がイヤになってしまったようです。しかし That がいなくなったので王権停止力が消滅、王がひとりになりました。こりゃダメです。
すかさず ing で王権停止です。英語学習でいちばん大事な点です。ただこの王権停止力を指導しているのは、希代の英語構造分析学者ワーグナーミトミだけですが。
ing 王権停止となると、ネイティブの心は「ぐてっ」と緩くなります。
ing の前で I なんか変だ、なにより後ろに for me があるから十分だ
という気分になるので、I を透明にしてしまいます。これがネイティブの心に浮かぶ正解バージョンになります。
それでは今回はこれにて。
英語の検索はワーグナーミトミで。