みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は中学1年生との授業中に、中学1年生が自然にふと感じた疑問を、エピソードテーマにお届けします。このふと感じた疑問が、英語という言語の根幹に関わる重大なテーマであります。この重大なテーマの認識なしに英語学習をしていくと、~「?」まあ覚えるか~という暗記だらけの英語学習に陥ります。ここが英語学習のスタートであり、その成否を決める重大なる分岐点、ワーグナーミトミ地動説英文法ー別名地上最強英文法エピソード1160スタートです。
さーてさてさて、本日も英語学習に励んでいるサトル君です。
そこに偶然通りかかる、通りすがりのあんちゃんです。これにて1160回目ですが。
たまたま通りかかった通りすがりのあんちゃんに、語りかけるサトル君です。なになに?be 動詞が存在する理由ですか。
なるほど、be 動詞なんてなくてもいいじゃないか?という気分になるのですな。
これは重大な問題です。
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be 動詞( am, are, is など。原形は be )は主語とその説明部分の「つなぎ」として使われる特殊な動詞。
ーーーーーーーーー(注1)
といった「つなぎ」レベルの存在ではありません。その重大な存在理由を見ていきましょう。
お、珍しく日本語です。これを
英語にしました。文のテイストはこれでOKです。これ以上ありませんから。
しかーし、この状態は
これです。生存不能。太陽がないので、生存できません。
こんな生存不能状態の文を、英語ネイティブの方々は発信しません。生まれつき獲得している、無意識に機能する英語本能がさせません。
am が来ました。
am 動詞(王)太陽
という文構造です。生存可能です。生存可能状態の文を、英語ネイティブの方々は発信します。
これが be 動詞が英語に存在する理由です。もちろん英語ネイティブの方々は、これを意識していません。生まれつきの本能ですから。
それでは今回はこれにて。
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(注1)「FACTBOOK」大西泰斗/ ポール・マクベイ 桐原書店 2019年 P10