みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回はTOEIC対策授業の最中に、またまた遭遇してしまったケースを、エピソードテーマにお届けします。この論点がワーグナーミトミの発見した理論ではなく、現在の英語教育の先端を走る牽引者、関正生氏のオリジナル理論のひとつ、自動詞他動詞判別法です。この関正生氏の自動詞他動詞判別法を、ワーグナーミトミが指導している生徒も知っているため、授業中に「あらら」となるのです。それでは、この「あらら」に対峙していきましょう。エピソード971スタートです。
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『自らが間違っている可能性』を肯定する姿勢が、学術とか研究には大切なんじゃないかってことです。
~バデーニに語る研究姿勢に関するオグジーの見解~
ーーーーーー(注1)
ほーれほれほれ、本日も英語学習してますな、サトル君。
何だ?何だ?何を見たんだ?
あれを見たかー。
使えませんか。
(注2)
これが問題ですな。ーの部分に答えが入るわけですな。
おっと、もう答えが入りました。
あら、答えはもうわかっているのですな。
refer のテイスト
参照する
を聞いて
「あっそう」
とはなりません。やはり
「何を」
となります。では関正生氏の理論通り、他動詞バージョンで英語ネイティブの心に、浮かべばいいのですが浮かびません。
現実には
refer は60パーセント
自動詞バージョンで、英語ネイティブの心に浮かびます。
The mark refers the reader to a footnote.
この他動詞バージョンは英語ネイティブの心に浮かびますが、40パーセントの割合です。ただテイストが
留意させる
になってしまいます。(注3)
とにかく
Please refer to the vacation policy.
この自動詞バージョンが多くの回数、英語ネイティブの心に浮かびます。まあ英語ネイティブ当人はこうしたことは意識していませんが。
とにかく
関正氏の。自動詞他動詞判別法には、例外が多すぎます。とてもじゃないが
わずかに例外(注4)
ではないです。
それでは今回はこれにて。
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(注1)「チ。ー地球の運動についてー」第4集 魚豊 小学館 2021年P122
(注2)「TOEIC L&R テスト文法問題でる1000問」第2版 TEX加藤 株式会社アスク出版 2021年
(注3)「グランドセンチュリー英和辞典」第4版 三省堂 2017年 P1311
(注4)「世界一わかりやすい英文読解の特別講座」 関正生 KADOKAWA 2020年 P86