ミトミの 接続詞から動名詞の変化を完全検証、これぞ本物の英語学習

みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は英語力習得の成否を左右する王権停止技の移項過程を、以前に検証した INSIST ではない別種の動詞で詳細に検証します。このあらゆる段階を飛ばさない詳細極まる検証により、通常は教科書や参考書の例文紹介だけで流されてしまっている、英語習得に必須のポイントが浮き彫りになります。こうした詳細きわまる検証は、その最中は長いようですが、その過程でネイティブ感覚を体験、体感することになり、その後からネイティブのように英文が心に生じ始めます。結果として途中をすっ飛ばした2行の例文の紹介なんかより、遥かに英語力を上昇させられます。こんなことワーグナーミトミワールドでしかやりません。ではワーグナーミトミワールドでしかお目にかかれない、英語力急上昇への道エピソード415スタートです。

今日も英語学習してます、サトル君です。

これが見てる文ですか。問題の指示もあります。

おお、サトル君、勝算ありありです。

まずは問題文の王関係です。

接続詞 that による王権停止を拒否して、動名詞による王権停止に変えるわけです。

接続詞による王権停止を拒否したので、王権停止力が消滅しました。王がふたりになりました。これはまずいです。この文は爆発崩壊します。

接続詞 that により王権停止されていた was を being にして、ing による王権停止にしました。しかし、これでは王の regrets と同じ時制、現在の時制になってしまいます。過去テイストがなくなってしまっています。こりゃダメです。

だからといって、was に ing をつけて王権停止するなんて発想は、ネイティブにはありません。ing で王権停止するときは、必ず原形に戻してしまうのがネイティブの方々です。ではどうやってネイティブは ing で王権停止するか?

have 3(過去分詞) しか手がありません。3 なんか王にはなれないカスだからどうでもいいのですが、have は王です。そのため have を ing で王権停止します。これで王ふたり問題は解決です。文が爆発崩壊する危機は回避されました。

さて、having 3 になると、he がバカバカしくなります。次がing なのに he だなんて。

ing になってしまうと、もう物体(名詞)の感覚です。物体の前に he なんて、ネイティブの心にはありえません。

he desk

のようなバカげた状態だからです。

そのため所有格の his がネイティブの心に浮かびます。

his desk

his past laziness

his having been lazy

もう後ろは物体なので、his がネイティブの心に浮かびます。

そしてここで

そうです、He と his は同じ物体です。そのため his を透明にしてもいいや、という気分にネイティブはなります。

He regrets his having been lazy.

He regrets (his) having been lazy.

He regrets having been lazy.

接続詞that を透明バージョンにしても王権停止力は保持されるように、his を透明バージョンにしても所有テイストは保持されます。文が爆発崩壊するか?生存か?の危急存亡に関わる王権停止力より、その重要度はずっと低いですが。

これが問題の解答になります。王権停止技が that から ing になりました。

おおっと、この終盤にさしかかった時点で「んんっ」ときました。

そういえば、insist の時は、ここで on が登場しました。今回の regret ではないのでしょうか?

ないのです、そうです、regret は 他王(他動詞) バージョンでネイティブの心に浮かんでしまうので、直後に物体が来てしまうのです。in や on などの前置詞が、ネイティブの心をよぎることはないです。

サトル君、自他の意識が心に生息し始めています。英語ネイティブ脳が育成されてます。

それでは今回はこれにて。

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