ミトミの 関係代名詞の省略 この説明が英語習得を不可能にしているぞ

みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回はとにかく日本人の英語習得を妨害、阻害、破壊している、定番の文法表現がエピソードテーマです。この文法表現に起因する大混乱で、日本人の英語習得できる人の人数は低く抑えられています。生来の語学の素質、膨大な数の例文を覚える不屈の精神力ーこれは膨大な数の単語も覚えなければならないことと合わせると、ものすごい精神力ですーなどを持ち合わせた、一握りの人しか到達できない領域に英語習得があります。この状況はまずいです。そしてこの状況を作りだしている大きな原因のひとつが、今回の文法用語です。ではこの文法用語に英語力増進街道を破壊されないための、エピソード414スタートです。

英語学習が習慣化してるサトル君です。これが英語習得の第1歩です。

おーっと、びっくり仰天するものを見たようです。

なんと、珍しく日本語の解説です。

ここの記述にたまげたのですな。

やはり、普段はおとなしめに哀愁を漂わせている放浪の英語コーチ、この件になると変貌しますな。

このコーチが放浪の旅の中で、偶然たまたま英語指導をすることになった生徒だけに伝授している

英語力をつける秘伝の一端

を見てみましょう。

文がひとつあります。王もひとりです。OKです。

もうひとつ文があります。こちらも王がひとりです。こちらもOKです。

ふたつの文にある同じ物体 the dog が合体しました。合体のため、ひとつの文に王がふたりになりました。このままではこの文は破綻、爆発、滅亡します。

爆発滅亡を防ぐため、the dog 2号 が which に変心して王権停止力を獲得しました。which のもつ王権停止力により、王はひとりになりました。この文の爆発滅亡は回避されました。よかった、OKです。

爆発滅亡が回避されたところで、ネイティブはこの which を

目には見えないけど王権停止力は保持

している

透明バージョン

にしてもいいな、という気分になりました。このネイティブ気分は合体する 同じ物体 2号 が

最初の物体(主語)とは別の物体(目的語)

のときに、ネイティブの心に生じます。

Ayumi likes the dog.

Ayumi と the dog は別物体です。

透明バージョンで目には見えないので、実際にはこうなります。これが話されているときは

無音バージョン

になります。

見えないだけです。そこに王権停止力をもつ 透明バージョン which が、王ひとりの平和状態を保持してくれています。

ここで大事なことは 省略 ではないことです。省略 とはそこに存在していないことです。存在していないのなら、王権停止力も存在しません。

このイラストはとても重要です。透明バージョンは目に見えなくても、力があります。リンゴを持ち上げる力があります。省略 してしまえば、そこには何も存在しません。空気だけ存在しています。空気にリンゴを持ち上げる力はありません。

which を 省略 してしまうと、この王ふたり状態になります。この文は爆発滅亡します。

こうした長い文の構造がわけわからず、英語学習から引退していく人が後を絶ちません。でもこうした文は、ネイティブ英語では当たり前のようにでてきます。TOEFLの英文なんて、こんなのが当たりまえです。さらにこれらの簡単な単語が、難しいものになってます。こうした文の構造をネイティブと同じように感知する力が英語力です。

(注)こうした時に

いやいや難しいことなしでも、簡単な文と単語でこちらの言いたいことは伝えられる

と主張する人がかなりいます。こちらがしゃべる例文を日本語訳つきで並べているだけ、の会話本に多いです。はい、ではこちらの言いたいこと伝えることができた後、相手はだまって立ち去るのでしょうか?

すぐさま相手がしゃべり出しますよ。6行、8行続くような文もしゃべり出しますよ。それに対応できるのですか?ということです。対応できなければコミュニケーションが断絶します。

さて、ここでよくある自爆コースは、英文の構造を見抜いてないのに、知ってる単語を自分勝手につなげて日本語に訳すことです。それをしていたら最後、英語がどんどんわからなくなります。英語学習引退ロードまっしぐらです。

ところがワーグナーミトミの王権停止論で英文を解析すれば、その構造は一目瞭然です。

王権停止技が見事に効いています。王はひとりしかいません。

これが英語の本質です。これを習得することが英語学習です。

which を透明バージョンにしました。which の姿が目に見えないだけです。透明バージョンでそこに

存在している

ので、王権停止力の効き目は同じです。

もし which を 省略 してしまうと

透明バージョン which が 省略 により存在しなくなりました。王権停止力も存在しなくなりました。とたんに王が4人になってしまいました。4人の王による熾烈な抗争が開始です。もうこの国は混迷の崩壊状態です。

さらに王権停止力すべてをなくすと

王が6人の大混乱状態です。もはや理解できるシロモノではないです。「よくこんなのを習得できるな~」と、今ではワーグナーミトミ自身思います。ワーグナーミトミ自身も王権停止論を確立する前は、このやり方で英語を学習、さらに指導!していました。今では信じられません。しかし、こんな大混乱状況の言語では、ごく少数の人間しか習得できないでしょう。

今はこうして一瞬で、英文の構造を見抜いてしまいます。王はひとりだけです。ワーグナーミトミから王権停止論を伝授された生徒たちもこのやり方で、一瞬にして英文の構造を見抜いています。

それでは今回はこれにて。

英語の検索はワーグナーミトミで。

 

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