みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回はある程度英語力がついてきた過程で、「あり?」となるケースがエピソードテーマです。英語は日本語とはまったく異なる並び方をします。この日本語とはまったく異なる英語を並べられるようになれば、かなりの英語力がついてきつつあるわけです。この英語力成長過程の途中で、ある程度英語の文構成を習得しつつある段階で、「あり?」となる事例です。特に日本人がほとんど気にしてない自動詞、他動詞を意識し始めると、今回のケースに行き当たります。それでは行き当たってみましょう。エピソード410スタートです。
なにはともあれ英語学習ですね、サトル君。
順番並べ問題ですな。
ネタにアテあり、サトル君です。
ネタにアテがあれば、並べるのは速いです。
王はひとりです。OKです。
勝利の歓喜に沸くサトル君です。
おおっ、勝利の歓喜の最中に「んっ」が来ました。
たしかに see は他王(他動詞)です。see in — どうやら see は他王なのに、直後に in があるのが気になるようです。
おおおっ、これは新しいパターンだ、「んっ」の連続型、「んんっ」です。
凄い、やったぞサトル君!なぜ see in で正解なのか、その理由にピンときたようです。ではその過程を検証してみましょう。
基本文です。王はひとりです。
もうひとつの基本文です。こちらも王はひとりです。
同じ物体が合体しました。合体のため、王がふたりです。
合体した後ろの物体が、which に変身して王権停止力を獲得しました。王がひとりになりました。これにてOKです。
ところがワンパターンがきらいなネイティブは、関係代名詞による王権停止気分でない時もあります。透明バージョンの関係代名詞も拒否するため、王権停止力が消失します。そのため王がふたりに戻ってしまいます。
王ふたりは許さん、とすかさず to が参上、関係代名詞にかわって to が王権停止します。
to王権停止になってしまうと、もう we なんてイヤになってしまいます。we を us にします。us だけでは「技感?」に欠けると感じるのか、for を us の前につけます。
この for us の元は we です。「私たちがーー」です。
このサトル君の解答でいいのです。合体の結果として see in になるわけです。
それでは今回はこれにて。
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