みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回はただ特別扱いされてきている知覚動詞に、新たな視点を付け加えます。今回の新たな視点を付け加えることで、ただ特別扱いされてきた知覚動詞が、ひとつの英文法体系の中に調和して存在するようになります。それではこの新たな視点が加わる知覚動詞とはどのようなものか?スタートです。
今日も英語学習、前進しまくるサトル君です。
おりょ?どうしたのでしょう?
これが見てる文ですな。知覚動詞と呼ばれているパターンです。王がふたりいるようですが、saw は知覚動詞なのでこれでOKです。
なるほど、この知覚動詞のパターンが、ネイティブの心に浮かぶ形成過程を知りたいのですね。ではその形成過程の検証に入りましょう。
基本の文です。王はひとりだけです。
おっと、そこにもうひとりの王 saw が入ってきました。王がふたりです。
おや、saw 自身から王権停止力が発生しています。to が saw から発生しています。ここが知覚動詞が通常の動詞とは違うところです。ただこの to は透明です。目には見えません。でも透明人間が目には見えなくてもドアを開ける力があるように、この 透明to も王権停止力をもっています。
ただ ran と過去形のままでは、王権停止力は機能しません。to王権停止の時は、王権を停止する王を必ず原形にもどさないと、王権停止力が有効に機能しません。
お、ran が run と原形に戻りました。これにて to王権停止のプロセス完了です。
実際には、この 王権停止力をもつ to は透明バージョンなので、人間の目には見えません。目には見えなくても、しっかり王権停止という英語でいちばん大事な役割を果たしています。おかげで平和です。
それでは今回はこれにて。
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