みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は女子高生と受動態の整序問題(バラバラの単語を並べる問題)をやっていた最中に、出くわしたケースをエピソードテーマにお届けします。実際にやってみると「これはやりがち」、というケースです。この「やりがち」な理由は、日本語ネイティブが。「んん?」と弱気になるケースにぶち当たることにあります。ではそんな弱気を乗り越えていくための、エピソード749スタートです。
いよっ、本日も英語学習するサトル君です。
これが見てる文ですか。
え、この文のどこが気になるのでしょう?
was 動詞(王)
lost 過去分詞で動詞停止(王)
何より大事な、動詞まわりは問題ないようですが。
気になるところは~
そこでしたか。たしかに後ろに of があるので、the が英語ネイティブの心に浮かびます。
The sight of his hometown moved him to tears.
この文では、ー彼の故郷のその光景ーが彼を泣かせたのですな。
まあ sight には
He came in sight of land. ~陸の見えるとこまで来た
というパターンでも英語ネイティブの心に浮かびます。しかし、この文には lost があります。
そうです
lose sight of ~を見失う
ネタです。
これがスタート基本文です。
やられ物体の Masao を前に出しての受動態にすると、こうなります。これが英語ネイティブの心に浮かぶ正解文です。
Masao was lost in the sight of the crowd.
これなら英語ネイティブの心に浮かぶこともありそうですが、the がもう一つ必要です。
この正解文の
of in 前置詞2連チャン
に弱気にならないことが大事です。
of と in の間にあった Masao が前に移動した
ので
of と in は必然的にくっつく
のです。受動態や関係代名詞により英語ネイティブの心では、 前置詞2連チャン は当然のこととして、まったくもって無意識に起きています。
英語ネイティブの心中での英文の動きを知ること、これこそが英語学習です。そこに日本語は存在しません。
それでは今回はこれにて。
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