みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は多くの英語学習者をありり?と混乱させてきている習得しにくいケースを、ワーグナーミトミならではの解説で解明していきます。今回取り扱うケースが、間接疑問文と言われている英語習得に重要なパターンを、日本人が習得しそこなう原因になっています。ここでワケわからなくなると、もう英語習得はできなくなります。そんなことになったらえらいことです。そうならないためのエピソード463スタートです。
本日も英語学習してます、サトル君。
なにやら大笑いしてます。あれ、テキストを手放してしまっています。
これが見てる文ですか。
もう一目見てダメとわかるサトル君です。さすがに連載463回目ですからね。
王がふたりいます。こりゃダメです。英語のいちばん大事なことがダメです。
ではダメではない、ネイティブの心に浮かぶバージョンを見ていきましょう。
これがスタートの基本文です。
お、最後の fish のアテがなくなってしまいました。アテがなくなったところが、疑問詞の what になりました。
疑問詞はいちばん前に出さないと、ネイティブの気がすみません。疑問詞が後ろから前に移動する途中で、ate王がギモンハケンの did を前に出しました。こうして疑問詞バージョン疑問文が、ネイティブの心に浮かびます。
おおっと、そこに新たな王、know王が加わってしまいました。これは王ふたり状態です。このままでは文が爆発崩壊します。
おお、この危急存亡の事態を回避するため、did がギモンハケン戻しになりました。did が eat王のもとへ帰っていきました。
このギモンハケン戻しが王権停止に必要なプロセスでした。ギモンハケン戻しにより、王権停止力が発動しました。王はひとりになりました。OKです。
ではもうひとつのパターンを見てみましょう。このもうひとつのバージョンで、間接疑問文がわからなくなるケースが頻発しています。
最初のスタート基本文に戻りました。
今度は文の最初(主語と言われてます)が、アテがなくなってしまいました。そこが疑問詞 who になりました。
そこにまたしても別の王、know王が加わってしまいました。まあ心に浮かんでしまうので仕方ないです。
さて、王ふたり問題を解決するために、前のケースのようにギモンハケン戻しをするのかな?
おおっと、ここで正体不明、謎のネイティブ男の乱入です。え、なんですと?
もうギモンハケンした状態になってしまっている
たしかに何もしていないのに、これはギモンハケン戻ししたのと同じ状態です。
ギモンハケン戻ししたのと同じ状態なので、もうネイティブはこれ以上
何もしません
このまま王権停止力が発動です。王はひとりです。一件落着です。OK。
主語が疑問詞になると、ネイティブはギモンハケンをしません。そのため別の王が登場しても
すでにギモンハケンされた状態
になっているため、そのまま王権停止力が発動するのです。
それでは今回はこれにて。
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