みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は多くのTOEICなどの参考書の解説に出てくる、「チャンク」なる用語がエピソードテーマです。形容詞チャンク、副詞チャンクなどの表現が解説に使われています。中にはずいぶんと長いチャンクもあります。この長いチャンクを
カタマリで覚えろ
と学校で言われた、というワーグナーミトミの生徒がいます。今回はこの
カタマリで覚えろ
と言われる「チャンク」なるものの形勢過程を、ワーグナーミトミ独自の視点で検証していきます。ワーグナーミトミにかかるとこの「チャンク」なるカタマリはどうなるのか?エピソード407スタートです。
今日も英語学習あるのみ、のサトル君です。
なにやらなんかに出くわしたようです。
この文ですか。He seems でスタートする文に書き換える問題です。
まずは問題文の王関係です。 that の王権停止力、ing の王権停止力により、王はひとりです。これはこれでOKです。
He seems でスタートしましたが、その後がそのまんまです。ネイティブは
人 seem で文を始めると、that が心に浮かばなくなります。そのため was が王権を獲得してしまいます。これでは王がふたりです。ダメです、話になりません。ただこの王ふたりの文を見て
ダメだなー
と感じることも大事です。これが英語力を伸ばすのです。正解だけ見ていては、英語力の伸びは制限されます。
was を to で王権停止しました。to王権停止の時はネイティブは王権停止される王を原形にします。そこで was の原形 be にしました。
あらら?to be にしたら、こちらも現在と思われてしまいます。たしかに to王権停止になると、時制は王によって表現されます。王が現在なら to王権停止されてるほうも現在です。
to be だと時制が現在と思われるので、to was と過去形のまま to王権停止しました。これなら to王権停止されてるほうの時制は過去だとわかります。
しかしこの to was がネイティブの心に浮かぶことはありません。過去テイストがもろに感じられるいい方法だと、ワーグナーミトミは思っています。しかし、to の後ろは必ず原形という本能に凝り固まっている?ネイティブは to was なんか心に浮かんだりしません。ネイティブの心に浮かばないものは、英語ではダメです。彼らの言語ですから。
さて、 to be はダメ、to was もありえない、となったネイティブの心に浮かぶのが
to have 3(カスの3です、過去分詞なんぞではないです)
です。現在完了として日本で教えられている have 3 です。これが過去になってしまうのです。これは現在完了と過去の違いを苦労して学ぶ日本人には、「なに言ってやがる」と言いたくなる事態です。しかし、
to王権停止は必ず原形で
しかネイティブの心に浮かばないので、他に手がないのです。こうして
seems は現在 to have been playing は過去進行形
という時制の文になります。これが問題文の正解です。
最後にワーグナーミトミ英文法ではない、現行英文法で表示したケースを見てみましょう。
赤い部分が動詞になります。動詞チャンクなどと呼ばれています。動詞のカタマリということです。しかし長いですな。
現行英文法でいくと、王の数が4人です。人口の半分が王です。こんな国は内戦で滅亡します。
ひとつの国に王が4人。こんな国を理解するのは大変です。これを理解することを要求されているのが、これまでのそして現在の英語学習です。はたして何人が英語を習得できるのでしょう?
カタマリで覚えろ?
こんな長いの覚えられっかよ
となって当然です。
ワーグナーミトミ英文法でいけば、王はひとりです。toマン、3マン、ingマンが王権停止力を発揮してくれています。ワーグナーミトミ英文法には、動詞チャンクなどというものは存在しません。どんなに長い7行、8行続く文でも、王は1語だけですから。
それでは今回はこれにて。
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