ミトミの 奇々怪々、謎の光景が出現!名探偵ワーグナーミトミ AS WITH の謎に迫る

 

みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は今や大学受験のど真ん中に位置する、英検準1級対策の授業中に遭遇したケースを、エピソードテーマにお届けします。通常の授業なら日本語訳して素通りするところを、日本語訳なんぞせず文構造を追求するのがワーグナーミトミです。そのワーグナーミトミの目に止まった「んん?」という謎めく文とはいかなる文か?その正体とは?英文法推理小説劇場、エピソード1032スタートです。

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学問なんてどうしようもないですよ。無意味だ。いやそれどころか害悪ですよ。好奇心を人を飲む。研究なんて自己目的化して暴走する。

~学問への嫌悪を語るアルベルト・ベルゼフスキ(地動説遭遇以前)~

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お、今日も前向き、明るく前進中のサトル君です。

明るく前進中に、何かに遭遇しましたな、こりゃ。

この文に遭遇しましたか。(注2)

cause  原因

というテイストです。

As with ~ が気になるサトル君です。明るかった視界がぼやけてきてます。

うーん、この As with ~ たしかに謎です。

as to ~  ~ に関して

という熟語ならあります。が、 as with ~ なんて熟語、ありませんな。

おお、あんまり明るくない通りすがりのあんちゃん、なんか閃いたようです。

何が閃いたんだ?

それだったかー!

as is often the case with ~

~にはいつものことだが

という関係代名詞系の慣用表現がありましたー。

これが本来の文の姿です。

is  関係代名詞 as で動詞停止(王権停止)惑星

are  動詞(王)太陽

という文構造です。太陽はひとつです。OKです。

is often the case

が透明バージョンになっていたのですな。ま、英語ネイティブ同士、これでもわかってしまうのですな。

透明バージョンになっても、見えない、聞こえない、だけで、そこに

存在

しています。これを天動説英文法では

省略

としたので、文構造がわからなくなりました。

透明バージョン is 関係代名詞 as で動詞停止(王権停止)惑星

are  動詞(王)太陽

という文構造です。太陽はひとつです。OKです。

それでは今回はこれにて。

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(注1)「チ。ー地球の運動についてー」第8集 魚豊 小学館 2021年 P128-129

(注2)「最短合格!英検準1級 リーディング問題 完全制覇」竹岡広信 吉村聡宏 株式会社ジャパンタイムズ出版 2020年 P6

 

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