みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回はワーグナーミトミが高1女子との授業中に、高1女子ががんばって書いた答案がエピソードテーマです。彼女は今回の答案を書くのに、かなり時間を費やしていました。その費やした時間が彼女の英語力を伸ばしています。ではその価値ある答案を見てみましょう。エピソード670スタートです。
本日も英語学習を欠かさないサトル君です。
この日本語を英語にする問題でしょうか?
( )( )を埋める問題でした。
お、( )( )が埋まりました。
これはサトル君の書いた答案かな?
ではないようです。
こちらが正解でした。
but for – ~がもしないなら
という仮定法慣用表現です。仮定法なので、オチが would 動詞の原形 です。
( )がひとつなら、こちらが正解です。
( )( )( )( )( )
と( )が5つあれば、この慣用表現が正解です。were not が weren’t なら( )がひとつ減ります。
ありゃ?If がいなくなりました。If 王権停止を拒否しましたな。このままでは王ふたりで、この文は爆発崩壊します。
were を前出しするひと手間を加えました。このひと手間が王権停止技です。王はひとりです。OKです。
サトル君の見た答案は、but for を思い出せなかったので、
If there weren’t sugar
の if 王権停止拒否しての if 前出しバージョン
Weren’t there sugar
を苦慮の末ひねり出したのです。仮定法は知っている英語学習者の答案です。
もちろん数学と違い
判定勝負のある英語
なので、but for には敗れます。それでも今後の英語力の伸びを期待させる敗戦です。この答案をひねり出す過程が、英語力を伸ばす英語思考だからです。
それでは今回はこれにて。
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