ミトミの これはあの WHATの慣用表現だな、ん?なんか違うぞ、この違いを追求することこそ大事

 

みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は現代の受験生の命運を決めてしまうテストに変貌してしまった英検準1級対策授業の最中に遭遇した、通常は「これは慣用表現」で素通りされるケース、ただどうもよく紹介されてるパターンとは「なんか違うぞ」というケースを、エピソードテーマにお届けします。これはちょっと見ると「あれだな」とは思うものの、「なんか違うぞ」と感じる今回のケース、素通りせずにいきます。ワーグナーミトミ地動説英文法エピソード1147スタートです。

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宇宙には秩序があって、正確に理路整然と進行してる。あなたの読んだ地動説を覗き込むと、神の偉業が見えてくる。

~ドゥラカに地動説を語る異端開放戦線組織長ヨレンタ~

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さてさてー、本日も英語学習に邁進してますよ、サトル君。

そして何を見た?

この文を見ましたか。

patches  区画

lush  生い茂った

というテイストです。

うーん、なんか文の構造がつかめませんな。

あら、基本じゃなかったんですか。

では単語を簡単に、もはや日本語にしてしまいましょう。文構造に集中するためです。

これが基本パターンの文ですな。

is  関係代名詞 What で動詞停止(王権停止)惑星

is  動詞(王)太陽

という文構造です。太陽系に太陽がひとつです。生存可能です。この基本パターンのワンパターンばかりでは嫌なので

is  動詞(王)太陽

is  関係代名詞 what で動詞停止(王権停止)惑星

という文構造です。太陽系に太陽がひとつです。こちらも生存可能です。

この並びも英語ネイティブの方々の心に浮かびます。サトル君が見た文は、こっちの並びでした。この関係代名詞系の慣用表現のテイストは

ーと~の関係は—– と ⋯の関係のようなもんだ

です。

月と木星の関係はアリとゾウみたいなもん

ですか。「でかさ」がテーマですな。ではサトル君が見た文に戻りましょう。

are  動詞(王)太陽

are  関係代名詞 what で動詞停止(王権停止)惑星

という文構造です。太陽系に太陽がひとつです。生存可能です。

同じ文構造です。

基本バージョンのほうも追加しておきましょう。

 

この基本パターンでいくと、サトル君が見た文は

こうなります。

are  関係代名詞 What で動詞停止(王権停止)惑星

are 動詞(王)太陽

という文構造です。太陽系に太陽がひとつです。生存可能です。

それでは今回はこれにて。

英語の検索はワーグナーミトミで。

(注1)「チ。ー地球の運動についてー」第7集 魚豊 小学館 2022年 P37

(注2)「英検準1級予想問題ドリル」旺文社 P25

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